先日、知人に相談されました。
その時の相談内容はちょうどこれからカメラを持とうとしている人にとっての
参考になるかもしれません。
キチンとまとめて記事にする前に、ちょっとだけ書き始めてみようと思います。
忘れないうちに。
相談者の人はカメラに興味があり、写真を撮りたいと思ってはいるがまだカメラは持ってない若い女性。
「これからカメラ始めたい。写真撮り慣れてるottsoからアドバイスを」と頼まれたのです。
さて、ここで皆さんならどんなアドバイスをしますか？
アドバイス、なにから始めます？
こんな時、私ottsoのおススメは大体決まってるんですが、その答えの前に、いくつか前提となることもあるのでその点について少し触れておきたいと思います。
まず、カメラこれから始める、といった相談者は大抵の場合、カメラ何買ったらよいですか？
って聞いてきます。おススメのメーカーは？って。
でも、私だったらその前に少し聞いておきたいことがあるんです。
「何を撮りたいの？」
「どんな写真を撮りたいの？」
そう、この点が分かっているかどうかでどれだけ絞れるか大きく違ってきます。
「なんとなく、趣味として始めたい」という人と
「〇〇をこんな風に撮りたい」という人では違って当然ですよね。
どちらでも始めるにはきっかけさえあればそれが始まりです。
できれば効果的に進化していきたいですよね。
そこで、私はアドバイスの前に先の質問をしたわけです。
今回の相談者の方はそれがハッキリしていました。
曰く、コスプレ撮影をしたいと。
どんな写真にしたいか、までは明確にはなっていませんでしたが、目的がハッキリしていると絞りやすいです。
ここで絞れるというのは、ottsoの場合
スマホがいいんじゃない？
フルサイズ一眼レフで撮るべき
コンパクトカメラが最適
みたいな絞り込みのことです。
必ずしも高級な一眼レフが最適なわけではないと思ってますから。
今回の目的ならば、、、
やはりレンズ交換できるタイプがいいでしょうねとなります。
さまざまなシチュエーションで撮り分けたり限られた条件下で撮りたい時など、融通の利くのがレンズ交換式のカメラの利点だからです。
「レンズ交換できるもの」
となると次は？
ここでどう思います？選択肢。
・フルサイズ一眼レフ
・APS-Cタイプのレンズ交換式カメラ
・ミラーレス一眼、、、
こんな言葉が出てきませんか？
これね、、、、ottso的には「ちょっと待って」なんですよね。
「カメラ買う」ここにフォーカスしすぎと思います。
ゼロから始めるならそこは本当に自由に考えて良くて。
どれが高級、高性能、多機能、、、、そんなことより。
カメラを買うって考えるんじゃないんです。
ここでレンズ交換式を選んだ理由を思い出してほしいんです。
なぜレンズ交換式がいいのか？
レンズが変わればさまざまな撮り方、写真が作れるからなんです。
であれば、レンズが大事なんです。
つまり。どんなレンズを使うのか？
これこそ肝心。
なので、先の質問のもう一つ「どんな写真を撮りたいのか？」が重要になってくるんですね。
望んだ写真を撮るに最適なレンズを選ぶ。
そのレンズを遣えるカメラボディは何なのか？
という順で考えるべきなんです。
考えなしに家電量販店などに行くと、キットレンズのセットを買ってくる羽目になります。
なんならレンズ二本買ってくることになるでしょうね。
お買い得だからセットで買った方がいい、という考えも確かにあります。
けど、使わないものを買ってしまったらそれはお買い得ではないんですよね。
どんな写真を撮るのかが重要になると言いましたが、撮り慣れていない人は自分が撮りたい写真がどんな分類のモノか分からないことも多いです。
そんな時、ottso的には憧れる写真やイイナと思う写真を集めてみてと言います。
そこから傾向を探り、それがどんな分類の写真なのかを探ります。
これは画角とかシチュエーションとか、雰囲気とか。
そうすると、その写真を撮るためにはどんなレンズでどんな撮影をすることになるのかが絞れるのです。自分でも気づかなかったことが視覚的に分かるようになります。
このときに、少しレンズの知識が必要になってきますね。
ここからが経験者のアドバイスの活きるところなんです。
レンズの種類、写り方が大事で、そのレンズの使えるボディ、が決まってきます。
使いたいレンズがないメーカーのカメラ買っても意味がないですし。
同じ画角のレンズでもボディがフルサイズなのかAPS-Cタイプなのか、マイクロフォーサーズなのか、、、で大きさも金額も違ってくるのでここからが大事なんですね。
フルサイズ万能でもなければ一番効果高いとも言えないと思います。
屋外撮影の場合、軽さは正義ですから。
カメラ持って歩くようになるとそれがヒシヒシと分かりますよ。
それにメーカーによって、持ってるレンズが違うことも重要。
モチロン値段もね。
ということで、先に考えることがけっこうあるんですよね。
今回はここまでにしておきます。続きはまた今度。
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